明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2011年7月4日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に上昇しました。　一気に上昇してきました。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は１００００円手前で寄り付き、その後何度か１００００円にタッチし、少し下で横ばいとなりました。

　午後も引き続き堅調で１２時４５分ごろに１００１０円をつけ、これが本日の高値となりました。

　２時を過ぎると少し疲れたのか？値位置を下げ、９９５０円付近でのもみ合いとなり、そのまま大引けとなりました。

　九州電力玄海原子力発電所（佐賀県玄海町）の原子炉が再稼動に向けて動き出した事や、太平洋のど真ん中でレアアースが発見されたりとか、いろんなニュースはありましたが、日経平均先物は、米国の恩恵で上がっただけなので、米国の動きに注目したいところです。

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウ・ナスダックはかなり過熱してきました。　多くの逆張り指標に売りシグナルが点灯していますので、気をつけたいところです。　先日からずーっと言い続けているのに全く聞き入れてはもらえません。　勢いがついたら止まらないのが米国市場の特徴でもありますから。

　日経平均先物も米国株に同調していますが、米国株調整ともなれば、それにも同調しますので、気をつけてください。　週末にはＳＱや米国雇用統計が控えていますので、今週は動き辛い相場が予想できます。　株価のほうも先物・現物共に１００００円を見ましたので、達成感も出やすいレベルです。

　明日の日経平均株価予想は反落予想です。　いくらなんでも米国はやりすぎです。　あまり上げすぎると、いずれやってくる調整期の値幅が怖い事になりますから。

　今夜の米国市場はお休みだそうですので、米国株反落と言うことはありませんが、日経平均先物にも売りシグナルが多く点灯していますので、要警戒です。

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