明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2011年7月1日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に上昇しました。　非常に強い動きとなっています。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は米国株に持ち上げられる形で、上昇の始まりとなりました。　しかし日本独自の動きではなく、週末でもあることから、上値を買う投資家は限られ、寄り付き直後に付けた９９００円が本日の高値となりました。

　かといって利食い売りや戻り売りに押されると言うことも無く、終日横ばいと言う言葉が当てはまる一日の値動きだったと思います。

　いよいよ１万円が見えてきました。　しかし油断は禁物で、個人的には高値は買わない方が懸命だと思います。　年後半は強いと見ていますが、できるだけ押し目で買いたいところです。

明日の日経平均株価予想

　米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは強く、続伸しています。　ただ、よくある事ですが、米国市場は行き過ぎます。　石橋を叩いても渡らない日本市場に対して、橋が無くても渡ってしまう米国市場。　国民性なのでしょうね。　一気の上げは要注意です。

　一方日経平均先物は、日本時間には動かず、米国時間によく動く、いったいどこの国の指数なのでしょう？　つまり「米国こけたら皆こけた」と言うことです。　一気に上げ過ぎている米国市場は近いうちに短期調整に入ります。　今夜からか？　来週からか？　米国市場の指数に売りシグナルが増えてきました。　特にナスダック。

　来週月曜日の日経平均株価予想は、反落予想です。　米国に持ち上げられた相場ですので、米国が下がれば当然下がります。　そして、下がりきったところが最後の買い場になるかも知れません。

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