明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2011年6月27日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に下落しました。　一旦底打ちと思ったのですが、まだ売り物が残っていたようです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は下げて寄り付きました。　その後少しもみ合いますが、９時半を過ぎた頃、寄り付き後の下値９６００円を割り込んだことから、下落が加速し９５６０円まで下げてしまいました。

　午後は少し戻し、寄り付き直後の値段付近まで上昇しますが、それ以上上げる材料も無く、再び９６００円を割り込む展開となりました。

　大引けは９５９０円でしたが、一日を通して概ね一進一退の動きの週明けでした。

　先週の月曜日は辛うじてプラスで引け、連敗脱出となったのですが、今日はまた下げてしまいました。　日本市場の月曜日が安いと言うことは、欧米の週末が安いと言うことで、今の欧米投資家の市場心理が見えるようです。

明日の日経平均株価予想

　先週末のＮＹダウ・ナスダックは、反落してしまいましたが、前日の安値を下回らなかったことから、そろそろ底堅さも出てきたのではないでしょうか？　もし、今夜も先週木曜日の安値を割り込まなければ、今後上昇すると見るべきだと思います。　逆に木曜日の安値を割り込むようならば、６月１５日の安値が意識されますが、ＮＹダウは、のりしろがほとんどありませんので、かなりやばい状況となってしまいます。

　一方日経平均先物は、米国株下落の影響で、寄付きから下げてしまいましたが、先週上昇した余力がありますので、それほど危ない値位置でもありません。　そのため私の目には底堅く映りました。　東京電力や銀行株が底堅い動きだったこともそういう見方になったのかも知れません。

　明日の日経平均株価予想は、米国株しだいと言う事もありますが、今日と同じぐらいか、むしろ上昇傾向が見られるのではないかと予想します。

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