明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2011年6月24日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ安・ナスダック高のまちまちの結果となりました。　寄り付き直後は大きく下げたのですが、しだいに下げ渋る展開となり、ナスダックはプラス圏まで戻ってきました。　ＮＹダウも６月１５日の安値を下回らずに長い下髭を付けていますので、今後の上昇に期待ができそうです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物はプラスで寄り付きました。　その後もみ合いとなるのですが、もみ合いの隙を突いて昨日、一昨日とどうしても抜けなかった９６５０円を一瞬上回りました。

　午後も、もみ合いの範疇を抜け出せない状態が続きますが、しだいに買いが優勢となり、２時ごろに一気に上抜けます。

　大引けは少し下げましたが、週末としては上出来だったと思います。

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウ・ナスダックは短期の調整が終了し、流れは上を向いたと思います。　ギリシャ政府と国際通貨基金（ＩＭＦ）・欧州連合（ＥＵ）調査団との間で緊縮財政５カ年計画に関する合意が得られたと言う事がきっかけみたいですけど、米国民はそんな事は気にしていませんので、単なる言い訳かも知れません。

　一方日経平均先物も強い動きです。　このところの底堅さや、本日の午後からの動き、そして米国市場の立ち直り等を見ていると、来週からの動きが期待できそうです。

　本州は気温が上昇し、猛暑となっているところが多いのですが、梅雨が明けた訳ではありません。　台風の動きにも要注意の状況ですが、株式市場は一足お先に梅雨明け宣言を出しても良いのではないかと考えています。　来週から面白くなりそうです。

　来週月曜日の日経平均株価予想は、もちろん上昇予想です。　一気に夏空が広がることを期待しています。

　今年後半の相場は大きくなりそうですよ！？

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