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明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2011年6月17日


明日の日経平均株価や日経平均先物を分析し予想(予測)することで、日経平均に連動する銘柄の動きが予想(予測)できます。 そんな日経平均株価の明日をチャート分析や株価の推移を参考に予想(予測)します。

本日の日経平均先物の動き


日経平均株価 9,351.40円 -0.64%
日経225先物(日中) 9,340.00円 -0.74%

 昨日の米国市場はNYダウ高・ナスダック安で戻ってきました。 NYダウは、まだしっかりだったのですが、ナスダックが弱い状況です。

 それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は小幅高での寄り付きとなりました。 しかしその寄りつき値が本日の高値となってしまいました。 その後昨日比変わらずを挟んでの展開となるのですが、感覚的には弱さを感じさせる値動きです。

 現物のお昼休み中に少し上昇し、12時半頃には一時プラス圏へ浮上しますが、それも束の間でトレンドは下を向いてしまいます。 安いところでは、9310円まで下落し、今日のところは底堅さは感じられませんでした。

 大引けは少し戻す展開となりましたが、買い方の相場ではなく、売り方の手仕舞いが出たのではないかと推察します。

 以前の予想で米国市場の調整は月内は続くと申し上げましたが、今のところその通りとなり、日本も政治が悪いので、それにお付き合いする毎日が続いています。

明日の日経平均株価予想

 昨日のNYダウは少し戻しましたが、ボリンジャーバンドでは-1σと-2σの間に位置していますので、下落トレンドが止まったとは今のところ言えない状況です。

 それにも増して弱いのがナスダック市場です。 3月16日の安値をザラバ中ですが下回ってしまい、底が見えない状況です。 今のところしっかりした下げトレンドの真最中です。 ただ、週足チャートにトレンドラインを引いてみると、そろそろ底が近いと言う見方もできますので、正直なところもう少し見てみたいという感想です。

 一方日経平均先物も、少しずつではありますが、下値を切り下げる展開となっていますので、方向性は下と言う事です。 株価を上げるには、菅総理がお辞めになって、しっかりした2次補正が出てくることが条件かも知れません。 被災地の方もそれ以外の方もそう思っているのではないでしょうか?

 それと原発の問題ですね。 原発に頼らない新エネルギーが出てくれば、刺激材料となるでしょう。 太陽光や風力はまだまだ効率が悪いと言われています。 では、何故地熱発電を推進しないのかが不思議です。 温泉の出る場所は国立公園に指定されているのでダメと言う結論が聞かれますが、法律を変えれば簡単です。 火山国で地熱を利用しないのは、足元に落ちている札束を拾わないようなものです。(チョッと例が悪かったかな?)

 地熱発電で実績があるのは6504富士電機HDです。

 来週月曜日の日経平均株価予想ですが、上昇する材料は何も見当たりません。 今年の月曜日の日経平均先物は7勝11敗3分で、現在6連敗中です。

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