明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2011年6月16日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に大きく下落しました。　経済指標の悪化やギリシア問題が原因とされています。　それにしても下げ止まりませんね。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は下落の始まりとなりました。　その後、国内は材料難で上にも下にも動く事はなく、狭い値幅でのもみ合いが続きました。

　午後も同じような動きが続きます。　しかし、１時を過ぎた頃から下落の展開となりました。　ユーロの急落が原因です。　９４００円で一旦止まるのですが、反発することはなく、その場で様子を見ていると言った感じでしょうか。

　大引けにかけて９４００円を割り込む場面がありましたが、今日のところは何とか９４００円を守る事ができました。

　今日のところは外部環境が悪すぎましたね。　それに対する強気の投資家が不在です。

明日の日経平均株価予想

　米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは大きく下げてしまい、下値の目処が定まらない状態です。　「売るから下がる」「下がるからHoldできない」と言う悪循環が持続し、下へのトレンドが発生しているようです。

　一方日経平均先物も米国にお付き合いし、未だに上に行けない状態です。　日銀の白川総裁は、今後景気は回復に向かうと主張されているようですが、市場は日銀より米国を信用しているようです。

　明日の日経平均株価予想は、今のところ上がる材料は何もありませんので、下としか言いようがありません。　しかし９４００円近辺では底堅い動きも予想できますので、米国しだいではありますが、下値は限られると思います。　梅雨明けが待ち遠しいですね。

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