明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2011年6月15日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に上昇しました。　反騰の始まりを感じさせるような上昇でしたが、１日では判断しにくいので、もう少し見てみたいです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は上昇の始まりとなりました。　しかし、そこから上を買う投資家がいなかったのか、少し下げて一進一退の動きとなりました。

　午後、現物の取引が始まると、日経平均先物は下に振られます。　一時マイナス圏まで入りますが、これが良かったのか？今度は上昇が始まります。　一旦しゃがんでジャンプするような形です。

　引けにかけても底堅い動きで、寄り付き値まで戻して大引けとなりました。

　米国株ほどの上昇力はなかったのですが、底堅い動きの１日でした。　先週末のＳＱ値９５５３.６９円を現物・先物共に終値で上回った事が収穫でした。

明日の日経平均株価予想

　米国市場、ＮＹダウ・ナスダックはようやく反発しました。　上げ幅はまずまずですが１日でトレンド転換と判断するほどでもなく、もう少し見てみたいと思います。　

　一方日経平均先物は底堅い動きではありますが、上値を追うような環境でもありません。　上値が重いと感じられた方も多かったのではないでしょうか？　菅さんが政権にしがみ付いているうちは、こんな状況かも知れません。　国会会期末まであと一週間、どうなることやら？

　今夜の米国市場はおそらく戻り売りが優勢となりそうなので、上げ一服となりそうです。　昨日の上げは売り方の買戻しだったと思われますので、買戻しが切れた段階で上げ中断となります。　大きく下げて来ただけに、新規の買いはもう少し下値が固まってからだと思います。　したがって明日の日経平均株価予想は反落予想です。　しかし大きく下げる事は考えにくいので、小幅安程度だと考えています。　今年の木曜日の成績は１０勝１０敗２分です。

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