明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2011年6月10日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に上昇しました。　日中調子よく上昇したのですが、引けにかけて下げて行ったのが気になります。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は９５００円を上回っての寄り付きとなりました。　その後も上値を追う展開となり、高値は９６２０円までありました。

　為替が円高方向に振れた事もあって、午後からは値を消す展開です。　時間と共に下げ相場となり、２時前には、一時マイナスとなりますが、ここは何とか踏ん張ります。　かと言って週末でもありますので反発力は無く、プラスは維持したものの、本日の安値圏で大引けとなりました。

　本日のＳＱ値は９５５３.６９円です。　大引けでこれを上回る事ができず、雲行きの怪しい週末となってしまいました。

　日本の次期リーダーが決まるまでは、こんな感じなのでしょうか？

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは上昇しましたが、これが本格反騰につながるかどうかは、かなり不透明です。　ここまで下げてしまったのだから、一気に戻すとそのしっぺ返しが恐いので、このあたりで値固めが必要だと思います。

　一方日経平均先物も今日は弱く、スッキリしない梅雨空が広がっているようです。　沖縄は早くも梅雨が明けたと聞きます。　日本市場の長い梅雨は何時明けるのでしょう？

　与謝野馨経済財政担当相は１０日朝の閣議後会見で、景気ウォッチャーなどの経済指標に景気改善の兆候が表れる一方、国際通貨基金（ＩＭＦ）や国内外の民間調査機関が来年の日本の成長率予想を２％超としている点に触れ、「今年の暮れから来年にかけて景気は上昇していくと確信している」と述べた。（ロイターより抜粋）と伝わりましたが、株価は反応しなかったようです。　景気が回復しなければ消費税を上げる事ができないので、そういう発言が出たのではないのか？と、かんぐったりしたくなりますね。

リンク