明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2011年6月8日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に下落しました。　途中まで気持ち良く上昇していたのですが、バーナンキ議長の弱気発言によって水を浴びせられた格好です。　

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は小幅安で始まります。　その後一旦戻すのですが、ＳＱ前と言うこともあって上値を買う投資家は少なく、今度は下方向へ振れてしまいます。　９４００円を割り込んだところで止まりますが、弱い値動きです。

　午後も似たような動きとなりますが、１時半を過ぎた頃に上昇が始まります。

　午前の高値に並びますが、やはりそれより上は買い進まれず、昨日比変わらず付近でもみ合いながら大引けとなりました。

　為替（ドル/円）が一時８０円を突破しました。　日本経済が弱い状況にもかかわらず、円高に振れるということは、米国はもっと弱いと言う事かも知れませんね。

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウ・ナスダックは下値を模索している状態です。　バーナンキ発言で結果的に下げてしまいましたが、現状を追認しただけで、新しい材料が出たわけではありませんので、一旦の底打ちは近いと見ています。　今夜かな？

　一方日経平均先物は底堅い動きのように見えます。　米国が下げ止まらない状況で日本だけが上昇する事は考えにくいのですが、ここから売り叩くのも勇気が必要な水準です。　今日のところは米国の反発とＳＱ待ちと言った印象です。

　今夜の米国市場は、反発の再スタートとなりそうですので、明日の日経平均株価予想は上昇予想です。　但しＳＱ前日でもありますので、神経質な動きも想定しています。

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