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明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2011年6月3日


明日の日経平均株価や日経平均先物を分析し予想(予測)することで、日経平均に連動する銘柄の動きが予想(予測)できます。 そんな日経平均株価の明日をチャート分析や株価の推移を参考に予想(予測)します。

本日の日経平均先物の動き


日経平均株価 9,492.21円 -0.66%
日経225先物(日中) 9,520.00円 -0.31%

 昨日の米国市場はNYダウ安・ナスダック高と言うまちまちで終了しました。 先日発表されたADP雇用統計が悪かっただけに、今夜発表される雇用統計の数字を見てからでないと動けない状況だったのかも知れません。

 それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は昨日比変わらずで寄り付きました。 その後一旦上昇し、9600円を超えるのですが、やはり今夜の米国雇用統計が気になるのか、株価は下げに転じます。 

 午後からは、±0にタッチするところまで戻しますが、もう一度売り直され9500円を割り込む場面も見られました。 大引けは少し跳ねたような格好で9500円以上をキープしましたが、現物の日経平均株価は9500円を守る事ができませんでした。

 米雇用統計も気になりますが、菅首相の退陣時期が不透明になってきました。 「菅・鳩」密室協議で決まったはずの退陣時期はどうやら食い違っていたのか? 菅首相が勝手に引き伸ばしているのか? でも、あまり引き伸ばしても野党が言う事を聞いてくれないという問題が出て、予算審議が前に進まず、国民にとって不利益をもたらすのではないでしょうか。

 霞ヶ関の官僚も辞める首相の言う事を馬鹿にして聞かないと思いますし、外国からも相手にされないと思います。 ここまで来てしまったら、四面楚歌にならないうちに退陣することが、菅首相も含めてみんなが幸せになれるのではないでしょうか。

 菅首相が良いとか悪いとかではなく、そう言う流れができてしまったようです。

明日の日経平均株価予想

 米国市場の動向が気になります。 今夜発表の雇用統計ですが、事前のADPで悪い事は予想の範囲内です。 ADPの悪化分はすでに株価には折り込まれています。 それより良いのか悪いのかで株価の方向性は決まってきますが、悪い場合はQE3が考えられますので、株価が下げてQE3を催促するのか? QE3を予想して売り込めないか? 今の段階では全く見えません。

 一方日経平均先物も未だに上昇の糸口を掴みきれていません。 9500円付近は堅そうなのですが上値も重い状況です。 外部環境も良くないし、政治がこんな状況では上に行くのは難しいかも知れません。 来週も梅雨空の株式市場となりそうです。 週末にはSQも控えていますので、積極的な買いは入りにくいと予想します。

 まずは2次補正の早期成立をお願いしたいものです。 中途半端な小出しの予算では逆効果ですよ。

 野党の先生方にお願い:まともな予算が出てきたら、首相の首と引き換えに通してあげて下さい。

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