明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2011年5月20日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に上昇しました。　力強い動きと言うよりは、一進一退が終日続き、結果的に上昇したと言った感じでしょうか。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は９６２０円（１０円安）で寄り付きました。　その後少しもみ合った後、値位置を少し上に上げてもみ合いとなります。

　午後も同じような値位置でのもみ合いが続いたのですが、１時を過ぎた頃にストーンと落ちてしまいました。　大きく売り込まれたと言うような感覚はないのですが、その後は水面下での推移となりました。

　大引けも浮上することなく、そのままゴールイン。　昨日の予想通りほとんど動きがなく、１０円安の寄り引け同値となりました。

明日の日経平均株価予想

　昨日のＮＹダウ・ナスダックは上昇し、２５日移動平均線を回復してきました。　まだ警戒しなければなりませんが、今後上昇すると仮定するならば、波動的にはそろそろと言ったところでしょうか。　逆にここでしっかりできなければ、もう一段の下げもありうるレベルです。　今夜が大事ですね。

　一方日経平均先物は方向性がなく、もみ合い状態が続いています。　昨日の安値９６００円を割り込まなかった事はただひとつの救いだったと思います。　日経平均上昇の為には２次補正予算が出てこないと始まらないかも知れません。　それも中途半端な額では逆に売られる危険性もありますので、心してかかって欲しいものです。　衆議院を解散しても株は上がるかも知れません。　リーダーシップの無い首相にまかせておくより、そのほうが早いかも知れませんよ！

　来週月曜日の日経平均株価予想は上昇します。　期待がたくさん入っていますが、今夜の米国株が上昇しなければ、今月の上げは期待できなくなります。　昨日のＮＹダウは上値抵抗線まで上昇してきましたので、今夜それを抜いて欲しいものです。

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