明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2011年5月19日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に上昇し、２５日移動平均線付近まで戻ってきました。　終日右肩上がりの展開で堅調な値動きだったようです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は高い寄り付きとなりました。　しかし後が続かず、米国とは逆に右肩下がりの展開となりました。　本日発表されたＧＤＰが悪かった事が影響しているものと推察されます。　震災の影響で落ち込む事は予想されたのですが、マイナス成長で株は買いにくいと言う事かも知れません。

　午後も更に右肩下がりの展開が続き、安値は９６００円までありました。　大引けは僅かに戻しましたが、終日冴えない展開の１日でした。

　１～３月期のＧＤＰが悪かったと言う事は、４～６月期も悪い事が予想されます。　本日の動きはそれを折り込むような動きだったのかも知れません。　しかし株価は半年先を見ていると言いますので、その後の復興需要に期待したいものです。

明日の日経平均株価予想

　昨日のＮＹダウは一昨日の下髭の続きを引継ぎ上昇しました。　この二日間の動きをまとめて二日足の見方をすれば、長い下髭の小陽線になります。　ナスダックは一昨日の大陰線を否定するような大陽線となっています。　これらを強いと見るか？弱いと見るか？　見方は人それぞれだと思いますが、何となく売りたい人は売ってしまったような印象です。

　一方日経平均は、ＧＤＰが悪かったから売ってしまおうと言うよりは、今日のところは買い手控えではなかったかと言う印象です。

　明日の日経平均株価予想は、今日の終値付近でのもみ合いとなるでしょう。　週末でもありますので、積極的な買いは期待出来ないでしょう。　かといって売り叩く材料もありません。

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