明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2011年5月12日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に下落しました。　ＮＹ原油相場の急落と言う風に伝わっていますが、１０日の記事中でお伝えしたように、調整の日柄が足りなかった事がここで出てしまったのかも知れません。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は９７７０円で寄り付きました。　寄り付き後は底堅い状況で、マイナス幅を縮める動きになりました。　しかし、ＳＱ前日と言う特殊事情もあり、そのままプラス圏まで浮上させてはもらえません。

　午後は前場の値幅の範囲内でのもみ合いとなります。　９８００円を挟んでのやり取りが続いたのですが、２時を過ぎた頃に相場が動きます。　下です。　２時半を過ぎると下げが加速し、雪崩のように９７００円まで下落しました。

　大引けも安値引けで、日経平均先物、日経平均株価共に２５日移動平均線に限りなく近づいてしまいました。　首の皮一枚の所です。

明日の日経平均株価予想

　昨日のＮＹダウ・ナスダックの下落は、原油が下落した為と言われていますが、どうしても後付の言い訳にしか聞こえません。　リーマンショック以前だったと思うのですが、原油が上がると株が下がると言われ、実際にそうなっていました。　昨日とは真逆の反応です。　どっちが正しいのでしょう？？？

　原油の下落が後付の言い訳だとすると、需給しか残ってきません。　前回の調整は８日目に安値をつけています。　今回の調整も８日間と仮定すると今夜が８日目です。

　明日の日経平均株価予想ですが、米国市場が軟調となりそうなので、下落の始まりを予想します。　ただ、売り一巡後は底堅い動きとなり、下げ幅は縮小してゆくでしょう。　希望もかなり入っています。

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