明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2011年5月11日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に上昇しました。　年初来高値を伺う勢いです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は９９００円を上回っての寄り付きとなりました。　その後しばらくもみ合いとなりますが、しだいに下値を切り下げる展開となり、米国市場のような強さは感じられません。

　現物の日経平均がお昼休みの間に９９００円まで戻すのですが、現物の後場が始まるやいなや、出る釘は打たれるの如く再度下げてしまいました。

　その後は一進一退が続き、そのまま大引けとなりました。

　結果として上がる事は上がったのですが、強い米国市場に持ち上げてもらった株価を維持する事はできませんでした。

　東証１部の値上がり銘柄数６４５に対して値下がり銘柄数８４５と値下がりの方が多いと言う結果でした。

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウ・ナスダックは非常に強く、３連騰と言う結果です。　このまま年初来高値まで突っ走るのか？　一度休んでから高値チャレンジとなるのか？　どちらにしても高値は取りに行くでしょう。

　３月安値から３連騰したときの流れは、１日休んでから上昇しました。　４月も同じように３連騰後１日休んでいます。　歴史は繰り返すと言う事で今回も同じパターンだとすると、今夜休んで明日の夜に上昇する事になります。

　一方日経平均先物はＳＱ控えで手控え状態です。　明日はＳＱ前の最終売買日となりますので、大きくどちらかに動く事は考えにくい為、大きな材料が無い限り今日と同じような状態が予想できます。

　明日の日経平均株価予想は今日のお天気同様に湿りがちとなるでしょう。　しかし、流れは上ですよ。　緩やかですが確実に下値を切り上げています。　ＳＱ明けが楽しみです。

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