明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2011年5月6日

本日の日経平均先物の動き

　連休中の海外市場は何やら少し雲行きが怪しい動きとなりました。　為替も一時８０円を割り込むなど、日本市場にとっての悪材料がたくさん出てきたようです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は大きく下落しての始まりとなりました。　寄り付きは９７８０円だったのですが、その後は９８００円台に乗せての横ばいとなります。

　午後からは、緩やかなら戻し基調となります。　為替が円高一服となり、緩やかに円安方向に流れていた事が原因だったと思います。

　引けにかけて９９００円手前まで戻しますが、大引けは少し売られて９８５０円で終了しました。

　３連休前に３連騰していただけに仕方の無い休憩だと思いますが、海外要因によって上昇し、海外要因によって下落する。　そんな日本市場が戻ってきました。

明日の日経平均株価予想

　米国市場、ＮＹダウ・ナスダック共にチャートが「ごめんなさい」をしてしまいました。　ただ、２５日移動平均線を割り込んだ訳ではなく、あきらめるのはまだ早いと言う考え方もできなくはないとは思いますが、これが押し目なのか下げの始まりなのか微妙な状況です。　ＮＹダウにエリオット波動の考え方を当てはめると、３月１６日を基点とした第一上昇波と４月１８日を基点とした第三上昇波が終わり、次には第五上昇波が待っている事になります。　今夜米国では雇用統計が発表されますので、今後どうなるかは雇用統計がはっきりさせてくれるでしょう。

　一方日経平均先物は、４月２７日、２８日、５月２日に３連騰し（日中）３日すべて１６０円上昇しています。　そして本日１８０円下げました。　４８０円の上昇に対し１８０円の下落と言うことは８：３の比に直すことができ、８－３＝５ですので、これって黄金比ですよね。

　８の上昇に対して３の下落で止まるのか？半値押しまで下落するのか？５の下落まで下げてしまうのか？全ては今夜の米雇用統計にかかっています。

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