明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2011年4月28日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に上昇しました。　流石に最初は様子見色の濃い展開だったのですが、金融政策に大きな変化は無く、低金利政策が続くということで、後半上げ足を速めるような動きとなりました。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は小幅高で寄り付きました。　その直後は軟調相場になりかけたのですが、９時半頃から買いが入り始め右肩上がりの強い相場となりました。　１０時半頃に９８５０円をつけた後は横ばい相場へと移行しました。

　午後は、午前の高値圏の値幅での推移となりますが、２時５０分頃に午前の高値を上回ります。

　大引けも非常に強い動きで９８７０円の高値引けとなりました。　現物の日経平均株価も高値引けでした。

　何やら強い５月相場を暗示するような動きとなってきました。

明日の日経平均株価予想

　米国市場は低金利政策が続くということで、ＮＹダウ・ナスダック共に年初来高値となりました。　大統領選挙の前年は株高になると言うアノマリーが現実のものとなってきました。　現在エリオット波動の第三波動の途中です。　まだまだ上がありそうです。

　一方日経平均先物も昨日お伝えした９８３０円のポイントを上抜けてきました。　２００日移動平均線も上回り、ボリンジャーバンドの＋２σも上回り、おまけに高値引けとなり、中段もみ合い圏から脱出する動きとなりました。　上昇相場へ移行する狼煙が上がったようです。

　来週月曜日の日経平均株価予想は、「上しかないでしょ！」と言う感じです。　米国市場を２回挟みますので、あまり予想はしたくないのですが、今の段階では、上昇相場の環境は整ったと言っても良いのではないでしょうか。

　月曜日はゴールデンウィークの狭間になりますので、商いは閑散となりそうですが、「閑散に売り無し」と言う格言もあります。　今日の引け際の動きは、上値抵抗線を抜けた事で大量の買戻しが入っていたと推察できますので、この流れは月曜日も続くと思います。

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