明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2011年4月27日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に大きく上昇しました。　一連の好決算が追い風となり、企業業績の伸びの底堅さが相場を今後も押し上げるとの楽観的な見方が広がったようです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は上昇の始まりとなりました。　寄り付き後も強い動きとなり、上値追いの展開で、９７３０円まで上昇しました。

　午後からは９７００円を少し下回る水準での概ね横ばいの状況だったのですが、大引けにかけて強含み、９７１０円で取引が終了しました。

　昨日の１３０円安を今日一日で取り戻し、尚且つおつりまで出てしまった強い展開の１日でした。　例年ゴールデンウィーク中は株が高くなることが多いので、この調子で今のもみ合い圏を上抜けて欲しいものです。

　日経平均先物で、４月１日の高値９８３０円が目先の目標です。　抜ければ上と考えて良いでしょう。

明日の日経平均株価予想

　米国市場、ＮＹダウ・ナスダックの昨日の上昇は正直言って予想外でした。　ＦＯＭＣの最中にもかかわらず、よく上げたものです。　しかし問題はこれからです。　ＦＯＭＣ後にバーナンキ議長がどういう発言をするのか？　そして市場がどういう反応を示すのか？　スケジュールはこんな感じです。　01：30 米連邦公開市場委員会（FOMC）声明発表　03：15 バーナンキ米連邦準備制度理事会（FRB）議長が記者会見

　ビッグイベントが控えていますので、明日の日経平均株価予想はお休みします。

　ＱＥ２が６月で終わりますが、その後はどうするのか？　失業率などから考えれば、出口戦略は無いと思いますが、そんな事を匂わすような発言があれば、金利や為替が一気に動きそうです。

リンク