明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2011年4月20日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に上昇しました。　昨日の記事で米国債の長期格付けと企業業績は関係がない旨の事を書いたのですが、誰にも見てもらえなかったかも知れません。（再涙）

　高く寄り付いたＮＹダウ・ナスダックは、一旦下に向かいますが、後半は買いが優勢となり高いところで大引けとなっています。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は当然高く寄り付きます。　その後もだれることなく右肩上がりの強い展開となりました。　米国市場の引け後に発表されたインテルの業績が良く、時間外のナスダック指数が上げていた事が追い風となったようです。

　午後もしっかりとした動きで、９６００円を上回る水準での推移が続き、そのまま大引けとなりました。　為替の流れは午前円安、午後円高だったのですが、円高の部分はそれほど嫌気されてはいなかったようです。

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウ・ナスダックはそろって上昇し、共に２５日移動平均線よりも上に位置しています。　今週の動きしだいで年初来高値を目指す展開が期待出来るでしょう。

　一方日経平均先物も戻ってきました。　昨日の下げは何だったのか？　何も無かったような動きです。　相場は時として間違いを犯す時があります。　一旦大きく下落して、素早く戻した時がそれに当たります。　したがって、昨日の下げは無視しても良いと思います。　現物の日経平均株価のチャートを見てみると、昨日のローソクが、アイランドリバーサルとなっていて、２５日移動平均線が上向きに転じています。　ボリンジャーバンドも９６００円に向かって上下から急速に狭まってきていますので、この先何か動きがあるのでは無いかと感じています。

　明日の日経平均株価予想は、当然上昇と言いたいところですが、本日の相場でインテル効果を既に折り込んでいます。　今夜のナスダック市場は、インテルの好業績を折り込みに行くと思いますので、ナスダック上昇と言うのは予想の範疇です。　ナスダック先物は、９.２５ポイント上昇しています。　したがって、今夜のナスダックが９.２５ポイント以上の上昇で終われば日経平均も上昇ですが、それ以下だと反落の可能性も秘めていますので、今夜のナスダックの動きが重要と言う事になります。

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