明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2011年4月1日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ安・ナスダック高で戻ってきました。　

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は小幅高で寄り付き、直後に９８００円を上回る水準まで上昇しました。　米国市場の日本に与える影響はNeutralだったと思うのですが、為替が円安の流れとなっていて、それが買いを誘ったのではなかったかと思います。

　しかし、そうは問屋が卸しませんよと言うような売りに押され、寄り付き後の上昇が元の木阿弥となり、一時マイナス圏まで沈みました。

　その後はリバウンドし、９７５０円を挟んでのもみ合いとなりました。

　現物の後場寄り直後の事です。　突然大量の買いに支えられ、前場の高値を一気に抜いてしまいます。　何があったのか？分かりませんが、上昇の動きはそこまでで、その後は下落基調となり、結局１０円安で終了しました。

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウは３連騰とはなりませんでした。　プラスの時間帯も多かったのですが、今夜に控えた雇用統計が気になりイベント回避の動きが出たものと思います。

　一方日経平均も方向性をなくした相場だったと思います。　今夜の米雇用統計を受けたＮＹダウ・ナスダックの動きが気になったものなのでしょう。　福島原発の問題もまだまだ燻っていますし、その東京電力に公的資金を投入すると言うような話題も出てきています。　まさか整理するわけには行かない企業ですので難しい政治判断が要求されるところです。

　今後この原子力行政のつけが我々国民に増税と言う形で跳ね返って来ることが決まったような雰囲気です。

　明日の日経平均株価予想は、今夜に米雇用統計を控えていますのでお休みしますが、もし良い結果が出れば一気に年初来高値をとってくるでしょう。　逆に悪い目が出ても、少し調整を入れた後に高値トライの動きがでてくるのではないかと考えています。　相場は少し過熱気味ですので、後者の方が良いのかも知れません。

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