明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2011年3月30日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に上昇しました。　結構強い動きだと思います。　やはり近いうちに高値をとってきそうです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は小幅高で寄り付きました。　昨日お伝えした９５５０円ラインには及びません。　９時半頃にそのラインを伺うような気配もありましたが、９５００円レベルに戻されます。

　相場が動いたのは現物の日経平均の前場が終わる少し前の事です。　９５５０円を一気にブレイクします。　現物の日経平均がお昼休みに入り、日経平均先物も小康状態となりますが、しだいに下値を切り上げ始めます。　現物市場が再開された後も堅調な右肩上がりの相場となり、とうとう９７００円を上回る水準まで上昇しました。

　昨日の夕方から為替が円安方向に動き出し、本日もその流れが続いていた事も株価への刺激材料となったと考えられます。

　いよいよ反撃開始の狼煙が上がったのか、２５日移動平均線は９９００円台ですので、そこまでは節らしい節は見当たりません。

明日の日経平均株価予想

　米国市場が活況を呈してきました。　いくつかの指標で売りシグナルも点灯してきましたが、イケイケドンドンで更に高くなりそうです。　しかし少し気をつけなければならないことに、株価が上がってくれば自然と出てくる出口戦略です。　株価にとっては一時的にマイナス材料ですので注意が必要です。

　一方日経平均先物は、今日に限ってなのか？非常に強かったと言うイメージです。　先程も申し上げましたが、９９００円台までは節がありませんので、米国市場と為替しだいで一気に上昇なんて事も考えられます。

　明日の日経平均株価予想は続伸です。　株は世界的に上昇しそうです。　ただし、日本の場合は出口戦略は有りえませんが、東京電力福島第一原発というアキレス腱がありますので、情報だけはしっかり収集する必要がありそうです。

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