明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2011年3月23日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に小幅下落となりました。　思ったより強い動きです。　もう少し値幅が出るのではないかと考えていました。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は小幅安で始まりました。しかしその後は急落です。　９時半を過ぎた頃に売り物が出きったか反発の動きとなり、９４００円付近まで戻しました。

　午後は右肩上がりとなります。　午前につけた一番底、そしてなべ底型の２番底を経て日経平均先物は上昇基調となりました。　チャートの教科書に出てきそうな形です。

　しかし、東京都の水道水から放射性ヨウ素が検出された事から再び急落となります。　「乳児には与えないで」と言う御達しです。　大人が一時的に飲んでも大丈夫と言う事ですが、飲みたくないですよね。

　９３００円まで下落した日経平均先物は、大引けは少し戻して終了しました。

　放射能の恐怖には敏感です。　目に見えないので余計に敏感になるのも仕方の無いところです。　早く収束して欲しいものです。

明日の日経平均株価予想

　米国株は予想通り調整です。　値幅調整が少なかった為、まだ調整は終わっていません。　今夜も調整が続くと見ています。

　一方日経平均先物は、米国と言うより福島原発を向いています。　原発そのものは、電気も通り前進しているようですが、一方で野菜から放射性物質が検出されたり、今度は飲み水から検出されたりで、どちらかと言えば被害が拡大しているようにも思えます。　地上で測定した放射線レベルが発表されていますが、上空はもっと凄い事になっているような気がします。　それが雨によって地上に降り注ぎ、今回のような事態を招いたのではないかと思っています。

　私が子供の頃、中国で核実験があり、放射性物質が偏西風によって運ばれてきたと言うことがありました。　今で言う黄砂の運ばれ方と同じです。　そのときに親や先生から、「雨に当たると頭が禿げるよ」と注意された経験があります。　子供だったので、雨の事しか頭に無かったのですが、おそらく野菜や水にも影響があったのではなかったかと考えています。　今のように精密な計測器も無かったのですが、今の関東地方の状況が日本全国で起こっていたのではないでしょうか？

　余談はさておき、明日の日経平均株価予想は調整の継続と福島原発（放射能）の問題に一喜一憂する相場が続くでしょう。　少なくとも下値は９２００円付近までは想定しておく必要がありそうです。　理由は昨日空けた窓が空いたままになっています。　この窓を閉じてから再び上昇が始まるシナリオを描いています。

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