明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2011年3月2日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に大きく下落してしまいました。　原油価格高騰という事ですが、やはりアラブ諸国の問題は何ら解決していなかったと言う事です。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物はＣＭＥ日経先物の１０６００円にサヤ寄せして始まりました。　その後１０６００円を下回るレベルでのボックス相場が続きます。

　相場が動いたのは１時を過ぎた頃でした。　方向は下です。　ずるずる下がった日経平均先物は、１００円下でのもみ合いとなります。　大引けは１０５００円も守れず、１０４９０円の安値引けとなりました。　現物の日経平均も安値引け、３月相場は乱高下の幕開けとなりました。

明日の日経平均株価予想

　昨日のＮＹダウ・ナスダックは終日右肩下がりの弱い展開となり、先行きに不安を残す怪しい雲行きとなりました。　今夜の動きが気になるところです。　２月の後半につけた直近の安値を守れるか？　もし、守れないようならもう少し下を覚悟しなければなりません。

　一方昨日まで、強い反騰を見せていた日経平均株価及び日経平均先物は、急反落してしまい、直近の安値に迫っています。　こちらも米国同様、直近の安値を守れるかどうかに焦点が集まりそうです。　２００５年の３月はもみ合い相場、４月は下落相場でしたので、歴史は繰り返す可能性が高まったのかも知れません。　中東情勢が長引けば、当然原油価格が上昇しますので、株価の頭を押さえる材料としては十分すぎるのではないでしょうか。

　明日の日経平均株価予想と行きたいところですが、今夜の米国株の動きに注目して頂く事とさせてください。　直近の安値を割り込むのか？　それとも死守できるのか？　天下分け目の天王山！　今後の値動きを決定付ける夜になりそうです。

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