明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2011年2月9日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に上昇しました。　寄り付き直後は上か下か少し迷っているような動きだったのですが、しだいに買い方が優勢となり、ＮＹダウは綺麗な右肩上がりの形となりました。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は小高く始まります。　しかしＳＱを明日に控え１０７００円にタッチはするものの、それ以上買い上がる動きとはならず、しだいに売りに押され緩やかな下落傾向となりました。

　後場は売り買いがっぷり四つで横ばいが続くかに見えたのですが、１時を過ぎた辺りから売り崩され、マイナス圏に沈みました。　１０６００円を割り込む場面もありましたが、何とか持ちこたえ、水面下の浅いところでの横ばいが大引けまで続きました。

　通常金曜日がＳＱなのですが、今週の金曜日は建国記念日の祝日ですので、明日の木曜日がＳＱとなります。　さて、どのぐらいで決まるのか？　結構高いところに来ていますので、その後の動きが気になるところです。

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウ・ナスダックは、文句のつけようのない動きとなっています。　「米国の株が上がる＝米国民の資産価値が上昇する＝景気回復＝株価が上がる」と言うような良い循環ができつつあるのかも知れません。　対米貿易より対中貿易の方が多くなったと言われていますが、米国も人口が増えている国ですので、日本としては米国の景気回復に乗ってゆく事が生きる道なのでしょう。

　一方日経平均先物は、強い動きにはならず、またまた陰線を引いてしまいました。　ＳＱ前日と言う特殊事情があったのかも知れませんが、最近陰線が多くなっていることが気になります。　ＳＱ後はＳＱ値の上で推移して欲しいと思うのですが、今夜の米国市場が高ければ、上の方で決まる可能性があります。　あまり高くなり過ぎませんように・・・

　明日の日経平均株価予想は上昇予想です。　日経平均先物のチャートだけを見ていたら、下落予想を出したいところなのですが、昨日のＮＹダウの引け味が良かっただけに、その地合いを継承するとすればＮＹダウ続伸と言うことになります。　そして、ＳＱ前と言う足かせが取れた日本株も軽くなった分の上昇があっても良いのではないでしょうか。（今日はかなり希望も入っています）

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