明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2011年2月7日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に上昇しました。　雇用統計は、市場予想に届かなかったのですが、失業率に改善が見られました。　それを市場がどう折り込むかに注目が集まりました。　最初はどう反応してよいかの判断が付かなかったのか、ＮＹダウ・ナスダックともに乱高下する場面も見られましたが、しだいに落ち着きを取り戻し、買いが優勢の相場となりました。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は高く寄り付きました。　しかし、上値を追う展開とはならず、緩やかに値を消す展開となりました。　前引けは１０６００円を何とか守れたような状況です。

　後場も同じようなレベルでのもみ合いが続きます。　２時半前後に一旦下を見に行きますが、大きく崩れる事もなく大引けとなりました。

　米国市場に支えられて、今年の高値をつけることができましたが、その値段が守れず、「トレンドは上だ！」と大きな声では言えない状況です。

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウ・ナスダックは依然強い動きが続いています。　日本にいたのでは分かりませんが、株価のようにしっかりした足取りで景気が回復しているのかも知れません。

　一方日経平均先物の動きから強さを感じる事はできませんでした。　せっかく米国株高で高いところまで放り上げてもらったのに、その値段を守れずに陰線を引いてしまいました。　今日の動きを見ていると、お世辞にも強いとは言えませんね。

　明日の日経平均株価予想は、上昇としておきます。　日本市場が強いのではありません。　米国市場におんぶに抱っこ、今日の日経平均先物の動きだけで判断すると下落予想なのですが、米国市場が高ければ、追随する可能性が高くなり、今日の陰線にどう絡んで行くのか見たいところです。

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