明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2011年2月1日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に反発しました。　予想通り下げ過ぎの反動だったようです。　ＮＹダウは良い引け方でしたが、ナスダックの反発力が弱いのが気がかりです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は小高い寄り付きとなりました。　その後は方向感が無く、１０３００円に乗せる場面がありましたが、押し戻されて前場を終了しました。

　後場も前場の後半と同じレベルでのもみ合いとなります。　２時頃に一度ストーンと落ちますが、大引けでは元のもみ合いの位置まで戻しました。

　為替は円高が進み８１円台の推移となりましたが、株価はそれほど反応しませんでした。　円高環境の中でも好決算を発表する企業があることが、株価を支える材料となっているようです。　

　２００３年と２００９年の相場が良く似ています。２００４年と２０１０年は調整の年となりました。　そして２００５年と２０１１年が似ているとすれば、結構な大相場となりそうです。　鍵を握るのは為替なのでしょうね。

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウは反発し、下げた分の半値近くまで戻してきました。　日中足も綺麗なＮ字となり、大引けも高値引けとなりました。　それに比べてナスダックは弱い反発です。　２７００ポイントには乗せていますが、これで終わったとはとても言えないようです。

　一方日経平均先物も小幅高で動きがほとんど無い相場でした。　ナスダック同様鈍い反発です。　２５日移動平均線も下を向いてしまいましたので、もう少し調整の動きとなるでしょう。

　今夜の米国市場は、上へ行きたいＮＹダウと下へ行きたいナスダックの綱引きとなり、小動きが予想されます。　したがって明日の日経平均株価予想も小動きで調整するでしょう。　上には２５日移動平均線、下には一目均衡表の雲があり、どちらかに挑戦するにはもう少し日柄が必要だと思っています。

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