明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2011年1月28日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に上昇しました。　ＮＹダウはそれほどでもなく、もみ合いと言ったところなのですが、ナスダックが復活してきました。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は昨日の寄り付きと同じところからのスタートとなりました。　Ｓ＆Ｐによる日本国債の格下げを受けて株価がどう反応するかと思っていたのですが、意外と落ち着いた始まりとなったようです。　しかし、その後がいけません。　時間と共に下を向いた日経平均先物は、どんどん値を下げ１０４００円を割り込んでしまいました。　やはり日本国債格下げの影響があったのかも知れません。　とりあえず一旦売っておこうと言う投資家が多かったようです。

　後場は更に安い始まりとなりますが、概ね横ばいで１０３５０円を挟んでの値動きが、大引けまで続きました。

　日本国債の格下げで、一旦円安に反応した為替も、何故か円高に戻ってきました。　８２円台がよほど居心地が良いのでしょうか？

　それにしても日本国債の格下げを受けた菅総理の不適切な発言はいけませんね。　早期の解散があるかな？

明日の日経平均株価予想

　米国株強し！　危なっかしい動きを見せたナスダックでしたが、昨日の続伸で年初来高値をうかがう事ができるレベルにまで戻ってきました。　もし今夜高値を更新するような事になると、再び騰勢が強くなり、上昇トレンドに乗って行きそうです。

　一方日経平均先物は、弱いです。　今日下げた事でなんだかチャートがごめんなさいをしているようにも見えます。　月曜日続落となるとトレンドが右肩下がりへと変わって行きそうです。　正念場ですね。

　来週月曜日の日経平均株価予想は続落です。　日本国債格下げの影響で、国債を多く持っている銀行株が売られました。　銀行株のチャートが完全に下を向いてしまいましたので、流れは良くありません。　特にTOPIXに影響を与えそうです。

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