明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2011年1月26日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ高・ナスダック安で戻ってきました。　前日大きく上昇した分の利食いをこなしたと言う感じでしょうか。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は小幅下落の始まりとなりました。　為替が円高に動いていた為、下げて始まったと考えられます。　その後１０３９０円と１０４３０円の間を行ったり来たりの状態が続き、前場を終了しました。　今日も寄ってから、ほとんど動かない状況です。

　後場も似たような推移は続きます。　１時過ぎにボックスの上限を上に抜けるのですが、それ以上の力は無く、再びボックス圏の動きとなりました。　為替も円高状態でほとんど動いていなかったので、株価を動かす材料とはなりませんでした。

　ＮＹダウ・ナスダックまちまち、為替の円高分だけ下げたと言う非常に分かりやすい結果でした。

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウは下げませんね。　昨年の９月・１０月と上昇し、１１月調整、そして１２月・１月と上昇してきました。　そう考えると、２月は調整月と言う事になります。　以前申し上げた節分天井が見えてきたような気がします。

　一方日経平均は、１１月から上昇が始まっていますので、ＮＹダウのように２ヶ月周期説をあてはめると、今月は調整月と言う事になります。　１月４日の日経平均先物の終り値は１０３８０円で、今日の終り値は１０４２０円ですので、ほとんど上がっておらず、日柄調整の真最中と言う事もできそうです。　米国は国内事情だけを見て動いていますが、日本は米国や中国、そして為替も見なければなりませんので、難しい市場です。

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　理由としてはやはりＮＹダウです。　昨日の日中、利食いに押され下げていたのですが、引けにかけて上昇し、長い下髭をつけましたので、もう少し上が有ると考えるのが普通だと思います。

リンク