明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2011年1月20日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に下落しました。　ＮＹダウはプラス圏で推移する時間帯もあったのですが、ナスダックは終日右肩下がりの展開で、最終的にＮＹダウの足を引っ張った形です。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物も下落の始まりとなりました。　その後１０５００円を下回るレベルでのもみ合いとなりますが、１０時台にもう一段安となり、１０４５０円をも守れずに前場を終了しました。

　後場は１０４５０円を下回るレベルでの横ばいとなります。　為替も８２円台前半で推移し、株式市場の支援材料とはならず、もみ合いのまま大引けとなりました。

　結局、直近の安値を下回り、１月６日に空けた窓を埋めに行く展開の一日でした。　明日、１０５００円を回復する動きとならなければ、一旦下を見に行く可能性が出てきました。

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウは心地よい押し目と言うような下げだったのですが、ナスダックの下げが少し心配です。　しかし、トレンドが変わったとは今のところ決め付ける事はできず、ボリンジャーバンドの+１σ付近に位置していますので、今夜何とか少しでも戻して欲しいものです。　決算発表の最中ですので非常に読みにくい状況です。

　一方日経平均先物も米国安には勝てません。　特にナスダックが安いとハイテク企業の多い日経平均は、ひとたまりもありません。　ボリンジャーバンドを見てみると、+１シグマを割り込み怪しい雲行きとなっていますが、２５日移動平均線を割り込んだ訳ではありませんので、こちらも方向性を決め付ける訳には行きません。　今夜のナスダックしだいと言ったところでしょうか？　節分天井が前倒しでやってきたのかどうか？　明日の相場が教えてくれそうです。

　明日の日経平均株価予想は小反発です。　かなり希望が入っていますが、昨日はナスダックの勝ちとすれば今夜はＮＹダウが上に引っ張っても良いのでは？？？

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