明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2011年1月11日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ安・ナスダック高で戻ってきました。　週末の雇用統計は、予想よりかなり悪かったのですが、失業率は若干改善していたようです。　ＮＹダウやナスダックは微妙な反応でした。　明けて昨日、寄付きから値を崩していたのですが、しだいに回復に転じナスダックはプラス圏まで戻しました。　底堅い展開のように見えます。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は雇用統計に反応した為替が８２円台まで入っていた為、心配していたのですが、思ったほど下げず、１０４８０円で寄り付きました。　その後為替が円安方向に動き出した為、日経平均先物もそれにつられるように上昇します。

　後場もその流れを引継いで上昇するのですが、水面まであと少しと言うところで失速してしまいます。　為替を見てみると、こちらも凪のように止まっていました。

　大引けは、やや下げてしまいましたが、１０５００円を何とか守れたような感じです。

明日の日経平均株価予想

　米国市場、ＮＹダウ・ナスダックはまちまちの結果でしたが、底堅い動きのようです。　雇用者数が予想に届かなかったと言う事だそうですが、予想数値が高すぎたのではないでしょうか。　先日のＡＤＰ雇用者数が良かったからかも知れませんね。

　一方日経平均先物も底堅い動きを見せてくれました。　行って来いの形となった為替のおかげと言ってしまえばそれまでかも知れませんが、以前ならもっと下げていた事でしょう。　節分天井に向けて頑張って欲しいところです。

　明日の日経平均株価予想は、米国の底堅さを評価して上昇予想としておきますが、ＳＱ前の水曜日なので、油断は禁物です。

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