明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年12月29日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ高・ナスダック安のまちまちで戻ってきました。　期待していた新規の資金は様子見中のようです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は小幅安で始まりました。　その後しばらくもみ合うのですが、しだいに買いが優勢となり、昨日比変わらずまで戻す場面も見られました。　買いが入ったと言うより、閑散の中、売りが切れたと言った表現の方が正しいかも知れません。

　後場は一気にプラスで寄り付きました。　その後はいつもの事で横ばい相場が続きます。　明るい出来事は大引け間際に起きました。　今までずっともみ合っていた上値を１０円だけですが上抜けました。　大引けは１０３６０円の高値引けで、やはり売りが切れただけなのかも知れませんが、上値を更新した事は良い事です。

明日の日経平均株価予想

　米国、ＮＹダウはよく戻しました。　寄り付きは高かったのですが、一気に売り崩されマイナス圏へ沈む場面もありました。　そしてそこから寄付きを上回るレベルまで上昇し、年初来高値も更新しました。　上昇トレンド継続中です。

　一方日経平均先物も昨日の陰線をスッポリ包む形となりました。　ご存知の方は多いと思いますが、包み線と言います。　安値圏で出た場合はトレンドの転換を暗示するのですが、今回は安値圏ではありません。　今後どうなることやら・・・

　明日の日経平均株価予想は今年最後ですので、上昇としておきます。　ただ、気になるのは為替ですね。　昨夜は８１円台までありましたので、円高再燃の可能性も出てきました。　最近為替と株の連動性は薄らいでいるようですが、８０円を試しに行くような動きが出てくれば、人事では済まされないでしょう。　

　為替の日足チャートを見ても、円高方向を暗示しているように見えます。　ダブルボトムのような形となっており、そのネックラインを抜いてしまっています。　お正月も為替から目が離せません。

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