明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年12月28日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ安・ナスダック高で戻ってきました。　新しい資金の流入を期待していたのですが、寄付きから大きく売られてしまいました。　印象としては、「よく戻したな」と言った感じです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は小幅安で寄り付きました。　そして、その後はいつものように動きません。　水平飛行（潜行？）の末、そのまま前引けとなりました。　年末で積極的な売買は手控えでしょうか？　出来高も少ないようです。

　後場は僅かに下から始まります。　その後は前場と同じでやはり動きません。　大引け間際に１０３００円を割り込む場面も見られましたが、最後は１０３２０円で終わりました。

　今日も特に大きな動きは無かったのですが、場中円高の流れが継続していたので、少し気になっていました。　しかし、その流れは株価に反映されることなく、円高の割には底堅い動きだったのではないでしょうか。

　８２円台前半まで進んできた円高が少し気になります。

明日の日経平均株価予想

　米国市場はまちまちの結果で戻ってきて、いまいち方向感が出ないようです。　クリスマス気分がまだ抜けないのか、なんの材料にもなりませんでした。　今夜仕切りなおして上昇できるのか？　多くの指標も過熱を示したままですので、上値は重いかも知れません。

　一方日経平均は出来高も少なく、このような値動きの無い状態が、大納会まで続きそうな雰囲気です。　今年は手控えて来年の準備と言った感じでしょうか？　気になりますよね、来年の相場。　そんな投資家さんが多いせいかレイモンド・A・メリマン氏のフォーキャスト２０１１がよく売れています。　株式勝男書店でお買い求め頂いた方、ありがとうございます。

　今年も残すところあと２日です。　よほどの事が無い限り、この辺りで落ち着きそうですね。　明日の日経平均株価予想は、やはり小幅な値動きとなりそうです。　米国株、そして為替、それらの影響で寄り付くレベルは変わってきますが、寄った後は水平飛行となるでしょう。　日一日と出来高は減少し、「今さらポジションを持っても・・・」と言う考えが蔓延するでしょう。

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