明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年11月17日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に大きく下落しました。　ＮＹダウは辛うじて支えとなっていた２５日移動平均線を大きく割り込む結果となりました。　理由として中国の引き締めやアイルランドの問題が言い訳として出てきていますが、わたし的には相場のリズムだと考えています。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は安いところで寄り付きますが、思ったより下げないと言うのが寄り付きの印象です。　その後も下に動くのではなく、上に動き水面下すれすれでの横ばいとなりました。

　後場も似たようなところから始まりますが、為替が円安方向に流れると、それに歩調を合わせるように上昇し、プラス圏での推移と変わります。　大引け前には更に買われ５０円高の高値引けとなりました。

　米国株が大きく下げたにもかかわらず、日経平均や日経平均先物が上昇するなんて、想定外の動きです。

　売り方がいないと言うか売っても下げないので、大引け前に買戻しが入ったのではないでしょうか。

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウ・ナスダックは依然として調整中です。　しかし下げの第一波動で「そこまで下げなくても」と言うところまで下げてしまった印象です。　従ってそろそろ第二波動に移行するタイミングでは無いでしょうか。　第二波動は上昇波です。

　一方日経平均の強さには驚かされました。　強すぎます。　これもやはり為替の影響だと考えるしかないでしょう。　大相場の匂いが少ししてきました。

　明日の日経平均株価予想は上昇です。　米国株は下げすぎの反動が出てくるでしょう。　但し、為替の円安の流れも一旦止まっても良いようなレベルまできています。　チャートでは一目均衡表の雲に近づいてきましたので、この雲に突っ込むのか？　跳ね返されるのか？　少し見極めたいところです。

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