明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年11月9日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ安・ナスダック高のまちまちの動きとなりました。　ナスダックは依然強い動きに見えますが、いつ落ちてきても不思議では無いレベルに来ていると思います。　誰がチョンマゲを掴むのか？

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は小幅安の寄り付きとなりました。　しかし下値には厚い買い玉が存在し、簡単に下げそうもありません。　仕方が無いので上に動いてみるものの、買いも続きません。　１０円高までありましたが、前引けはマイナス圏で終了しました。

　後場はもっと膠着状態となりました。　９６８０円から９７００円までの２０円幅での推移が続きます。　３時前に９６７０円をつけますが、それも束の間の事で、大引けは概ね値幅の中心値である９６９０円で着地となりました。

　為替は円高で８０円台に入っていますがあまり反応しなくなっています。　円高であるにもかかわらず、概ね好調な企業業績を見て安心感が出ているのでしょう。　８０円を割れて来ると話は違ってくると思いますが・・・。

明日の日経平均株価予想

　米国市場は調整中と見ても良いと思います。　一気に上げすぎてしまいましたからね。　昨日も申し上げましたが、短期的に下げるのではないでしょうか。

　日経平均も同じ事で調整が入ると予想します。　米国株の上昇には反応せず、下落にはお付き合いする何とも情け無い市場です。　中長期では上を見ていますが、短期は下です。　下げたところは絶好の買い場となる可能性は高いと思いますよ。　では、どれぐらい下げるのか？　気になるところですが、わたし的には１１月５日に空けた窓が気になって仕方ありません。　本当に相場が強いときは窓を閉めずにそのまま行ってしまうと言う事もありますが、今はそこまでの強さは感じられません。

　したがって明日の日経平均株価予想は下です。　おりしもＳＱ前の恐怖の水曜日です。　大波乱にならないと良いのですが・・・。

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