明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年11月8日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に上昇しました。　雇用統計が良かった為、それを好感し・・・と言いたいところですが、市場には既に折り込まれていたようで、勢いは無く、むしろ利食い売りに押された動きが感じられました。　ＮＹダウもナスダックもマイナス圏で推移する時間帯が長く、最後にやっとプラスになったと言うイメージです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は、とりあえず高く始まります。　その後少し上昇するのですが、９７４０円で止まり、それ以上は行かなくなりました。　下値も限定的で、安定的ではありますが、方向性に無い前場でした。

　後場も同じような展開です。　終わって見れば前場の値動きの範囲内での推移と言う事です。

　本日の上昇で直近の高値を抜きましたので、トレンドは転換したと見てよいと思います。

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウ・ナスダック共に高いところに位置し、一見強いように見えますが、そろそろ落ちてきても良いタイミングではないでしょうか。　中長期では上だと思っていますが、多くの指標も過熱状態であることから、今週は調整が入ると予想します。

　一方日経平均も米国が下げるならばやはり調整と見るべきでしょう。　短期的に上昇しトレンド転換も果たしましたので、このまま上昇しそうな雰囲気があります。　しかしそんな時こそ警戒するべきでは無いでしょうか。　今後の方針としては、押し目を狙う投資が良いと思います。　為替はまだ反転していない事も忘れてはいけません。

　明日の日経平均株価予想は反落としておきます。　もし予想に反して明日上がればその後の下落確立が高くなると見ています。　強要するわけではありませんが、買いは押し目を待ってからで良いと思います。　今週末にはＳＱも控えています。　気をつけましょう。

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