明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年10月29日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ安・ナスダック高で戻ってきました。　連日同じ構図となりました。　ＦＯＭＣを前にやはり動けないようです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は小幅安で寄り付きました。　少しもんだ後、為替の円高を嫌気してどんどん下落して行きました。　一時９２００円を割り込む場面もありましたが、前引けは何とか９２００円を死守する事ができました。

　後場は寄付きからあっさりと９２００円を割り込んでしまいました。　その後は横ばいとなります。　為替の円高の流れも８０円台半ばで止まったようです。　だからといって買いが入る環境でもなく、大引けは９２００円を割り込みました。

　非常に弱い日経平均先物です。　チャートも大きく崩れ、下降トレンドができてしまったようです。

明日の日経平均株価予想

　ＦＯＭＣ、そして中間選挙を前にした米国市場は手控え様子見相場となっています。　仕方ないですよね。　大きなイベントが二つも控えていては動きようがありません。　そして来週末には雇用統計が控えています。

　一方世界で一番弱い指数、日経平均は、米国は一度下がるだろうと先読みしたような相場となりました。　世界株の上昇について行けなかったと言うのに、世界より先んじて下げるとは、何とも情けなや。　出てきた企業決算はまちまちではありますが、概ね堅調なのではないかと思います。　それなのに上がらない日経平均、１０月と１１月中旬ぐらいまでは、下がる事が多いのですが、今年もやはりそうなりそうですね。

　来週の日経平均株価予想ですが、予想するまでも無く、皆さんの考えと同じだと思いますよ。　「動かない」

　お休みの狭間になりますので、市場参加者も少ないのではないでしょうか。　参加しない方が良いと思いますよ。　特にオーバーナイトは博打です。

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