明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年10月27日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に上昇しました。　寄付きからまとまった売りが出て、一気に下げるのですが、売りは最初だけだったようで、しだいに戻し、前日比変わらず付近での動きとなったようです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は高い寄付きとなりました。　為替は円安の流れとなっていましたが、それを素直に好感はせず、動きの鈍い展開です。　概ね横ばいと言って良いような動きで前場を終了しました。

　後場はどうした事か、少し安く寄った後はあれよあれよと言う間に下げてしまい、１時２５分頃にはとうとうマイナス圏へ突っ込んでしまいました。　その後は戻し歩調となり５０円高と言う結果でしたが、チャートは陰線となり、相場の弱さを反映したようです。

　米国株高、円安と株価上昇の条件が揃っていたにもかかわらず、僅か５０円しか上げられませんでした。　ＮＹダウやナスダックの先物が軟調に推移していた事も原因のひとつだったのでしょうか？

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウやナスダックは上昇したものの、以前ほどの元気は無くなってきたような気がしています。　私の勝手な相場勘ですけどね！　ＦＯＭＣを前に動き辛い状況である事や相場の寿命を考えた場合、８月２７日を底に４１営業日目となりますので、そろそろかな？　と言った感じです。　一目均衡表の基本数値に４２というのがあったかな？

　一方日経平均先物は株価上昇の条件が揃ってもこのありさまです。　よほど需給が悪いのか？　決算発表中なので動きにくいのか？　企業の持ち合い解消売りが出ていると言う噂も聞かれます。　どちらにしてもＦＯＭＣを受けた米国株の動きを見てみないと動けませんけどね！　私は依然「休むも相場」です。

　それと為替の動きが変わってきましたね！　流れが反転したかどうか決定付ける事はできませんが、とりあえず円高一服を示唆するそうな動きになってきたような気がします。

　明日の日経平均株価予想ですが、引き続き「休むも相場」です。　米国株の状況に一喜一憂し、後は横ばいとなるでしょう。　今日、５０円上げましたので、明日は５０円ぐらい下げるのではないでしょうか。

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