明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年10月13日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に上昇しました。　一旦下げた後に反発し、水平飛行が続いていましたが、引けにかけて少し買い進まれたようです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は、小幅高で始まりました。　その後、昨日同様下に向かうのですが、そこは何とか辛抱し、今度は上昇に転じます。　９５１０円までありましたが、前引けは少し下で終了しました。

　後場は前引け付近で寄り付きますが、あまりパッとしません。　２時過ぎにはとうとう昨日比変わらずまで下げてしまい、昨日予想の小幅高で終われるかどうか？　ひやひやしながら見ていました。　結局１０円高の９４１０円で大引けとなり、これでも一応小幅高でした。

　米国は多少悪い指標が出ても見て見てふり、日本は多少良い指標が出ても見て見ぬふり、市場は全く反対の捉え方をしているようです。

　［東京　１３日　ロイター］　内閣府が１３日に発表した８月機械受注統計によると、設備投資の先行指標である船舶・電力を除いた民需の受注額（季節調整値）は、前月比１０．１％増の８４３５億円となった。　３カ月連続の増加。ロイターの事前予測調査では３．７％減と予想されていたが、これを上回った。前年比では２４．１％増だった。製造業は前月比１２．５％増、非製造業は同８．３％増となった。外需は同３．７％減だった。
　内閣府は、機械受注の判断を「機械受注は持ち直している」に上方修正した。　
　機械受注統計は機械メーカーの受注した設備用機械について毎月の受注実績を調査したもの。設備投資の先行指標として注目されている。

　ロイターさんの記事を引用させて頂いたのですが、これってどう考えても好材料ですよね！

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウ・ナスダックは連日の高値更新となっています。　ＮＹダウの４月につけた年初来高値がザラバで１１２０５.０３ドルなので、早ければ今夜にでも更新することは可能な位置まで来ています。　米国の国民性を考えると、そこを目指しているような気がします。

　一方日経平均先物は情け無い動きとなっています。　円高傾向にもかかわらず、機械受注が良かったと言うことは、各企業はかなり筋肉質になってきていると判断することができるでしょう。　にもかかわらず為替のせいにして株価が上がらないと言う事は、この先更に円高が続くのではないかと言う不安が先行し、腰の入った買いが続かないと理解しなければなりません。　どうするつもりなのでしょうね？　この国の指導者は？

　明日の日経平均株価予想も昨日に引続き小幅高としておきます。　米国株上昇によって少し上に持ち上げてもらって、後は為替の風任せです。　いったいいつまで続くのでしょうね？　米国経済が立ち直るまで？

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