明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年10月6日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に上昇しました。　寄付きから高く始まり、場中も終日右肩上がりで推移する非常に強い相場となりました。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は、当然高い寄付きとなります。　為替が昨日より円高ポジションを保っていた為、寄り付き高値と言うケースが頭をよぎったのですが、今日に限ってはそうはならず日経平均先物は上昇して行きました。　１０時半を過ぎた頃に一旦「ドスン」と落ちる場面もあり、ヒヤッとしましたが、その後しっかり戻す展開となりました。

　後場もしっかりと寄り付き、再び右肩上がりで９７００円に挑戦します。　しかしこれより上には大量の売り板があり、そう簡単に抜けそうにありません。　その後も何度か挑戦するのですが、どうしても９７００円の壁が崩せません。　こんな場合、引けは売られて少し下で終わると言うことが多いのですが、今日は違いました。　２時４５分頃、一旦売りに押されますが、再び買い優勢となり、大引けは９７００円の高値引けとなりました。

　久しぶりに強い日経平均先物を見せてもらいました。　為替は８３円台前半でもみ合いです。　米国株高や昨日の日銀の金融緩和が効いたものだと思います。　後は次の介入と政府の法人税減税等の政策が待たれます。

明日の日経平均株価予想

　米国市場、ＮＹダウ・ナスダック共に強かったですね！　ＮＹダウのＭＡＣＤは一旦陰転していたものが昨日の上げで再び陽転してきました。　つまり陰転はダマシだったようで、こういうダマシが入ったときは後が続くことが多いような気がします。　ナスダックのＭＡＣＤは陽転とはなりませんでしたが、今夜上げれば陽転の可能性が高まります。

　一方日経平均先物も本日晴天運動会日和となり、全力でゴールに向かって走ったと言う様な相場でした。　昨日予想した上への波乱が現実のものとなりました。　これで直近の高値を抜き、更に一目均衡表の雲をはっきりと上抜いてきました。　新しい上昇波動の始まりです。　あと欲を言わせてもらうと為替の後押しが欲しいところです。

　明日の日経平均株価予想は、強い米国市場の後押しと、今日の日経平均先物の値動きから考えれば、続伸しかないと思います。　日経平均１万円回復は意外と早いかも知れませんね。

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