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明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年10月5日


明日の日経平均株価や日経平均先物を分析し予想(予測)することで、日経平均に連動する銘柄の動きが予想(予測)できます。 そんな日経平均株価の明日をチャート分析や株価の推移を参考に予想(予測)します。

本日の日経平均先物の動き


日経平均株価 9518.76円 +1.47%
日経225先物(日中) 9520.00円 +1.81%

 昨日の米国市場はNYダウ・ナスダックは共に下落しました。 寄り付きは比較的しっかりとした印象だったのですが、突然の下落に見舞われました。 売り一巡後は横ばいの動きとなったのですが、今後の展開に不安を感じさせるような値動きとなりました。

 それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は昨日の終値と同値で始まりました。 下げて始まるという覚悟はあったのですが?

 その後の日経平均先物は一進一退を繰り返すだけで、9400円を超えることができません。

 後場も同じような展開となったのですが、1時半に相場が動きます。 日銀の金融政策決定会合の結果が出たようです。 為替が一気に円安に。 当然日経平均先物も急上昇です。 2時過ぎ頃、一旦押し目を入れ、大引けにかけて再び9500円を超え、高値圏で終了しました。

 ロイター記事の抜粋です。 日銀は5日、政策金利の誘導目標の引き下げを含む、3点の包括的金融緩和措置を発表した。政策金利については、無担保コール翌日物金利の誘導目標を0─0.1%程度で推移するように促す決定を行った。

 2点目として「中長期的物価安定の理解」に基づき、物価の安定が展望できる情勢になったと判断するまで、実質ゼロ金利政策を継続するとし、時間軸を明確化した。

 また3点目として、国債、CP、社債、指数連動型上場投資信託(ETF)、不動産投資信託(J─REIT)など多様な金融資産の買い入れと、固定金利方式・共通担保資金供給オペを行うため、臨時措置として、バランスシート上に基金を創設することを検討するとした。この措置は長めの市場金利の低下と各種リスク・プレミアムの縮小を促すためだが、日銀では「異例の措置」と指摘した。

明日の日経平均株価予想

 米国市場、NYダウ・ナスダック共に怪しい動きとなってしまいました。 MACDも陰転してしまいましたので、要注意です。 今夜すぐに戻せば問題ないのですが、戻しが弱かったり、続落となれば日経平均先物にも影響を及ぼしてくることになります。

 では、その日経平均先物ですが、日銀の金融緩和によって上昇し、一目均衡表の雲を上抜けました。(僅かですけど) しかしこれも為替が円安に振れたから起こった現象で、効果がいつまで続くのか? 一時的な現象ではと言う声も聞かれます。 金融緩和の発表で円安に振れた時に何故介入しないのか? 同時にやればかなり省エネ介入になったのではないでしょうか。 今、また円高に戻りつつあるように見えますが・・・

 明日の日経平均株価予想は、続伸としておきます。 昨日の米国株が何故下げたのか? 理由がもうひとつはっきりしないような気がします。 単に利益確定売りが集中しただけであれば、売り物が無くなれば株価は戻ってくると思います。 そして、日銀の政策金利の利下げ(0金利政策)はボディーブローのように効いて来るのではないでしょうか。 目先、これ以上の円高は無いと見るべきかと思います。 後はFRBの動きが気になります。

 本日8連敗中の火曜日、連敗記録は途切れました。(良かった!) 明日はSQ前の恐怖の水曜日です。 上への波乱に期待しています。

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