明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年9月29日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に上昇しました。　ただ、上昇と言っても小幅なもので、もみ合い（調整）から抜け出すような勢いはまだ無いようです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は為替が８３円台にもかかわらず、しっかりした始まりとなりました。　その後急伸し、９６１０円をつけます。　しかし場中に円高の流れとなり、それを嫌気して急落、安値は９５００円までありました。　前引けは少し戻しての終了となりましたが、行ったり来たり慌しい相場となりました。

　後場は前引けより高く始まりました。　為替が高止まりしていたので、期待はしてなかったのですが、思った以上に強い印象です。　そして前場の高値を試しに行く動きとなります。　後場の場中に２度挑戦したのですが、２度共跳ね返され、少し下げて大引けとなりました。

　為替が８３円台、しかも流れは円高方向だったにもかかわらず、本日の日経平均先物は強かったと思います。　前回の為替介入が８２円台だったことからそれを超える円高にはならないと言う安心感があったのかも知れませんね。

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウ・ナスダック共に日柄調整中です。　いつ動き出すのか注目したいところです。　早ければ今夜かも知れません。　ただ、少しスピード違反気味なので、もう少し日柄調整をしてもらいたいと言うのが本音です。

　問題は為替です。　どこで介入が入るのか？　そしてそのＸデーはいつなのか？　もし入らなければ前回の介入は何だったの？　と言う事になります。　円の買い方はその介入ラインを探っているようです。　大きなワニに何処まで近づけるのか？　何処まで近づいたら噛まれるのか？　日銀が試されています。　介入が入る前提で考えると、８３円後半にドル買い予約を入れておくのも面白いかも知れませんね。　そんなことを行っている間に８３円５０銭まで来てしまいました。

　明日の日経平均株価予想は急遽お休みします。　為替介入の可能性が出てきましたので、予想しても無意味のようです。　ＮＹダウは調整して欲しいのですが、上昇する確率の方が高いかも知れません。　そして日経平均の行方は政府と日銀が握っています。

　９月末の日経平均株価予想は、すでに締め切っていますが、９０００円以上１００００円未満と言う予想が最も多く、おそらくそこに落ち着きそうです。　一日早いですがおめでとうございます。（何も当たりませんが）　コメントもたくさん頂きありがとうございました。　海外からもコメントを頂きました。　どちらにお住いなのでしょう？　興味深いコメントもたくさんありました。　投資家心理の縮図のようです。

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