明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年9月24日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に下落しました。　下げて始まった後は一旦プラス圏まで戻していたのですが、終盤にかけて再度売られたようです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は同じように下げて始まりました。　その後は９４００円を上へ抜きそうで抜けない歯がゆいような展開が前場終了まで続きました。

　後場も同じような流れとなったのですが、１時１５分頃、突然急上昇します。　為替を見てみると、やはり急激に円安方向に動いています。　ここで頭をよぎるのは為替介入です。　８４円台半ばだった為替が一気に８５円台半ばまで戻しました。　単なる需給の乱れで動いたのか？　日銀の為替介入なのか？　政府も日銀もノーコメントです。

　その後は再び円高方向の動きとなり、当然日経平均先物も下げて行く展開で大引けを迎えました。

　それにしても為替を１円弱動かした力は何だったのか？　一部の乱れから介入警戒でちょうちんが付き、相乗効果で動いたのか？　今、再び８４円台に戻っています。　為替介入なら行って来いになるようなことは無いと思うのですが・・・。

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウ・ナスダック共に下落し、過熱していた逆張り指標は少しだけ冷めたような感じです。　とりあえず一旦目先の天井を打ったのかも知れません。　しかし下値は限定的で早ければ今夜にも切り返すと思います。　つまり良い押し目になったと言う事です。　エリオット波動で言うところの第５波動がまだ残っています。　上げ、下げ、上げ、下げ、上げの最後の５波動目です。

一方日経平均先物は、合いも変わらず為替に振り回されています。　しかし、その為替も介入に対する警戒感は強いようで神経質な動きとなっています。　今日の為替の動きが介入ではなかったと仮定すれば、その神経質さを象徴する動きだったと思います。　チャートも綺麗な右肩上がりのボックスとなっていますので、来週は高いと見るべきなのではないでしょうか。

来週月曜日の日経平均先物は上昇を予想します。（多少期待も入っています）　今年の月曜日の成績は１９勝１４敗で６６０円のプラスとなっています。（９月は負け無し）

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