明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年9月22日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ高・ナスダック安で戻ってきました。　ＦＲＢの声明で、金利は据え置いたが、追加緩和に含みを残しており、一旦上昇した株価が再び下落し、方向感のつかめない乱高下があったようです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は為替が８４円台に入っていたこともあって、少し安く寄り付きました。　その後９５００円を割り込む場面もありましたが、１０時前頃から戻し始め前場はプラス圏で終わる事ができました。

　後場の寄り付き直後に一瞬マイナスになる場面もありましたが、その後は水面すれすれでもみ合う展開となりました。　為替も８４円台ながら、それ以上の円高進行も無く、８４円９０銭を挟んでのもみ合いとなっていました。

　明日は再びお休みと言うこともあって、大引け前に少し売られマイナスとなってしまいましたが、概ね昨日の終値付近でもみ合った一日となりました。

　８４円台に入っても日銀は動かなかったようです。　今夜から明日にかけて警戒が必要かも知れませんね。

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウ・ナスダックはまちまちだったのですが、ここまで上昇してきましたので休憩は仕方の無いところです。　ＦＯＭＣというイベントもありましたので、休憩と言うよりは動けなかったという方が正解かも知れません。

　ＦＯＭＣから一夜明けた本日のＮＹダウ・ナスダックはどう動くのかが焦点なのですが、金利の据え置きはさておいて、追加緩和が有るのか無いのかに焦点が集まっていたと思います。　結果、追加緩和自体は無かったのですが含みを残し、いつでもやるぞと言う姿勢を見せたことは好材料と取るべきなのではないでしょうか。

　逆に悪材料として、ここまで株価が上げてきた要因のひとつに追加緩和の折り込みがあったと思います。　それが無かったことと、一気の上昇に対する警戒感が出ても何ら不思議はありません。　利食いが勝つのか？　更に買い上がれるのか？　今夜、注目です。

　明日の日経平均株価予想は、海外を二日挟みますのでお休みします。　ただ、あまり期待しない方が良いのではないかと思っています。　今夜米国が上げても次の日に下がると言うようなイメージを描いています。

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