明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年9月16日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に上昇しました。　寄り付きは下げていたので「日銀為替介入→円安ドル高→米国株安」なんて連想が浮かんだのですが、今の米国株は上昇力に勢いがあり、早い時間帯に私の連想は打ち消されました。　その後はプラス圏で横ばいが続きますが、引けにかけて一段高となる場面もありました。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は上昇しての始まりとなりました。　しかし、今日は介入はお休みだったのか、為替が円高の流れとなります。　日経平均先物もそれに引っ張られるように寄り付き直後の９５８０円を高値とし、徐々に値を消す展開となりました。

　後場は更に安く昨日比マイナス圏での推移となりました。　途中プラス圏に浮上する場面もありましたが、結局４０円安で大引けとなりました。

　昨日、為替介入によって、ある種作られた相場だったので、今日の調整は仕方の無いところだったと思います。

明日の日経平均株価予想

　米国市場、ＮＹダウ・ナスダックは引き続き強い相場となっています。　売り方は何処へ行ったのでしょう？　ご心配なく、今夜辺り出てきますよ。　昨日申し上げたように先に上げれば次は調整、先に調整が入れば翌日上げるという展開となりそうです。　今回、先に上げてしまいましたので、今夜は調整が入るでしょう。

　一方日経平均先物は、今も為替しだいの相場が続いています。　では、為替はどうなるのか？　今のところ円高トレンドが変化した訳ではありません。　チャートを見ても「これ」と言う決め手がありません。　８月末の直近の円の安値をブレイクすれば転換の確立が高まるのですが、そこをブレイクする為には、もう一回介入が必要なのかも知れません。

　明日の日経平均株価予想は調整するでしょう。　米国調整の影響は免れないと思います。　後は為替だけです。　明日再び介入があるのか？　これだけは予想しても当たらないと思います。

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