明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年9月13日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に上昇しました。　ただ、一方通行的な上げではなく、もみ合いながらの推移だったように思います。　しかし、流れや需給が改善されていますので、今後に期待したいものです。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は大きく上昇し、９３００円での寄り付きとなりました。　その後９３５０円まで上昇しますが、為替が高止まりしていますので、それ以上の上値追いは無く、行ったり来たりの状態が続きました。

　後場は何となく上へ動きますが、前場の高値まで届かず、後半はだらだらと下げて行きました。

　大引けは８０円高で終了しましたが、週末の米国株高によって持ち上げられただけと言った印象です。　日本市場に意思はないようです。

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウやナスダックは順調に上げてきています。　以前心配されていた２番底懸念も、かなり薄れてきたようで、株価の流れは上を向いています。　

　一方日経平均先物は、為替がこんな状態では気持ちよく上昇することはできません。　これを書いている今、８３円台に入ってきました。　困ったものです。　今後も引き続き為替の動きを見守っていかなければなりません。（世界からバカにされながら）

　明日はいよいよ民主党の代表選挙が投開票されます。　結果が判明するのは午後３時過ぎになるとされていますので、明日は動きにくい相場となるのではないでしょうか？　菅さんになるのか？小沢さんになるのか？　菅さんなら円高、小沢さんなら円安といわれていますが、為替相場が大きく動くのは株式市場が終わった後の３時過ぎと言うことです。

　明日の日経平均株価予想は、今夜の米国市場によって持ち上げられるか？落とされるか？流れから行けば前者なのですが、少し過熱指標も出てきていますので、油断は禁物です。　そして、寄り付いた後は動きが取れない状況となるでしょう。

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