明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年9月9日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に反発しました。　印象としてはチョッと弱いかな？と言ったところです。　昨夜為替が８４円台に戻し、良い流れとなりかけたのですが・・・

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は小幅高で寄り付きました。　その後少しもみ合いますが、しだいに株価は下を向いてしまいます。　ただ、ＳＱ前の最終売買日とあって、一方通行の相場とはならず、９１００円を挟んでの推移となりました。

　後場もやはり同じような展開です。　どちらにも行けない状況が大引けまで続きました。　終値は８０円高だったのですが、チャートは陰線で、お世辞にも強いとは言えない相場だったのではないでしょうか。

明日の日経平均株価予想

　ポルトガルが国債入札を無難にこなしたことや、アイルランドが国営化したアングロ・アイリッシュ銀行について長期的に分割・清算する方針を明らかにしたことを受け、各国で株価が上昇した。（ロイターより抜粋）

　と言うことだそうです。　そんなに大きなニュースでしょうか？　何か言い訳のような気がしますが、ＮＹダウやナスダックが反発したことは事実ですので、理由は何であれ一安心です。　ＮＹダウもナスダックは一目均衡表の雲の上に出ていますので、今後に期待したいところです。

　一方日経平均は、言い飽きましたが為替しだいです。　為替が反転する気配は何もありません。　今も円高トレンドは継続中でこのままで行けば８０円割れ必至の状態です。　為替が反転しない限り日経平均が上昇することは考えられません。　８３円台でもみ合っているのは、民主党の代表選挙の結果待ちかも知れませんね。　無策の菅さんなら円高加速！　小沢さんなら何をやってくるか判らないことから一旦円安かも知れませんね。

　明日の日経平均株価予想は引き続きもみ合いを予想します。　米国株ももみ合いそうなので、今日の終値付近でＳＱ値が決まり、そのＳＱ値を挟んでのもみ合いとなるでしょう。

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