明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年9月6日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に大幅上昇となりました。　寄り付き前に発表された雇用統計が、予想よりも良かった事が好感されたようです。　雇用統計の結果を受け、為替も一気に円安方向に動いたのですが？？？・・・？？？　何故か戻って来てしまい、元の位置に落ち着いてしまいました。　雇用統計改善＝円安と言うのが通常の流れなのですが、何か大きな力が働いたような印象です。　米政府による為替介入？？？

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は米国株高を反映して、高く寄り付きました。　その後９２００円を取れるかどうかのところでもみ合いますが、１０時頃から買いが優勢となり徐々に上昇して行きました。

　後場は前引けより少し下から始まりますが、今日の日経平均先物は、一味違いました。　緩やかではありますが、前場の高値を抜き、更に上を目指します。　２時半少し前、９３００円に到達しました。

　大引けは最高値９３１０円に対して２０円だけ下で終わりましたが、久々に気持ちの良い一日でした。

明日の日経平均株価予想

　弱いと言われていた米国経済が、雇用統計改善でＮＹダウ・ナスダックは大きく上昇しました。　途中利食いなのか戻り売りなのか判りませんが、少し押しが入ったようですが、引けにかけてそれも吸収してしまう強い動きとなりました。　好材料に素直に反応する米国株は、日本株より分かりやすいですね。

　一方為替しだいだったはずの日経平均先物ですが、本日に限っては為替の動きは見ていなかったようです。　場中に日経平均先物が上昇する中、為替はほとんど動かず、どちらかと言えば円高気味でした。　為替の８４円台は折り込んだか？　それとも米国経済が回復するのであれば、このぐらいの円高なら耐えられると言う判断だったのでしょうか。

　今夜の米国市場はお休みです。　となると、手掛かりとしては為替しかありませんので、今日の値動きを見て為替警戒を解くのは時期尚早かと思います。

　チャート的には８月３０日の高値９２９０円を抜いた為、ダブルボトムのネックラインをブレイクした形です。　９月相場、楽しみですね！　後は為替（ドル/円）だけです。

　明日の日経平均株価予想ですが、米国市場がお休みの為、手掛かり難から今日の終値と同じような所でのもみ合いを予想します。　後は為替に注視！　為替も小動きかも？

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