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明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年9月3日


明日の日経平均株価や日経平均先物を分析し予想(予測)することで、日経平均に連動する銘柄の動きが予想(予測)できます。 そんな日経平均株価の明日をチャート分析や株価の推移を参考に予想(予測)します。

本日の日経平均先物の動き


日経平均株価 9114.13円 +0.57%
日経225先物(日中) 9100.00円 +0.66%

 昨日の米国市場はNYダウ・ナスダックは共に上昇しました。 NYダウの日中は前日の終値を挟んだ方向感の無い展開が続きましたが、引けにかけてどんどん買われる流れとなり、続伸と言う結果となりました。

 それを受けて始まった日本市場、日経平均先物はCME日経平均先物が上昇していましたので、それにサヤ寄せするように9100円で寄り付きました。 その後9100円より上の水準でもみ合いとなりますが、今夜に控えた米国雇用統計が気になり、それ以上は買いが続かず、少し下げて前引けとなりました。

 後場は10円だけ下から始まり、今度は下方向へ動きます。 昨日比変わらずまであるのですが、やはり雇用統計前なので、売り込むこともできず、再び上昇します。 大引けは寄り付きと変わらずの9100円、気迷いがはっきり現れた相場だったと思います。

 問題の為替も84円台前半での動きとなっていて、こちらの方も今夜の雇用統計を待っているようです。

明日の日経平均株価予想

 昨日の米国市場、NYダウ・ナスダックは意外に強く、NYダウは一目均衡表の雲をはっきり上抜けしました。 ナスダックの方も雲のねじれ部分に向かって上昇しているように見えます。 雇用統計の事前予想は悪く、先日のADP(民間)雇用統計も予想以上の悪化が示されていました。 それを考えると、今夜の雇用統計も下方修正が予想できると思うのですが、昨日のNYダウやナスダックは引けにかけて上昇しています。 「悪いことはもう分かったよ」と言った感じで市場は折り込み済みと判断したのか? もしそうだとしたら雇用統計発表は単なるイベントとなり、数字がどうであれ株価はアク抜けで上昇するというシナリオが描けるかも知れませんね。

 一方日経平均は、米国株と為替の風まかせです。 普通だったら総理大臣を決める選挙の前に円なんて買えないですよね。 言い換えれば内戦状態なんですから。

 来週の日経平均株価予想は今夜の米国雇用統計、そして米国株と為替がどう動くかで決まるのですが、最近米国株と為替の連動性が無くなってきていますので、非常に難しい、おそらく神様でも難しい判断なのではないでしょうか。

 今日はイベント通過に期待して、上昇予想としておきます。 ちなみに今年の日経平均先物は、81勝81敗5分でがっぷり四つなのですが、月曜日は17勝14敗と勝ち越しています。(昨年は負け越しでした)

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