明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年9月1日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ高・ナスダック安で戻ってきました。　寄り付き直後に安い場面も見られましたが、直ぐに戻し前日の終値付近での推移が続きました。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は前日比２０円高で寄り付きました。　Neutralと言った感じでしょうか。　その後若干の上下はありましたが、方向性は上を目指す展開となりました。　為替が８４円台ではあるものの、円安方向に流れていたことが功を奏した格好です。

　後場は更に高く寄り付き、８９４０円まで上昇しました。　その後為替が小康状態となった為、日経平均先物も横ばいとなり、本日の高値付近で大引けとなりました。

　昨日大きく下落した反動だったのかも知れませんが、もう少し大きく跳ねて欲しかったと言うのが本音です。

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウ・ナスダック共に気迷い状態です。　ＮＹダウは予想通り場中に１００００ドルを割り込みますが、引けでは何とかキープしました。　１００００ドルには何やら壁のようなものが存在するのかも知れません。　その壁を踏み切り台としてジャンプして欲しいのですが、それには通過しなければならないイベントがあります。　そう、週末に控えた雇用統計です。

　今夜民間の雇用統計が発表され、明日は新規失業保険申請件数、そして週末には失業率と非農業部門雇用者数が発表されます。　事前予想は悪いものとなっていますが、それは株価に折り込み済みですので、予想より良いか悪いか、出てみなければ分かりません。

　一方世界一弱い日経平均先物は安値模索中です。　今日はプラスでしたが５日移動平均線を上回ることもできず、強さは感じられません。　米国株と為替に振り回される日々が続きます。

　今夜の米国株は上昇しそうなので、明日の日経平均株価予想は上としておきます。　小高く寄り付いた日経平均先物は、為替の顔色を見ながらの推移となるでしょう。

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