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明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年8月27日


明日の日経平均株価や日経平均先物を分析し予想(予測)することで、日経平均に連動する銘柄の動きが予想(予測)できます。 そんな日経平均株価の明日をチャート分析や株価の推移を参考に予想(予測)します。

本日の日経平均先物の動き


日経平均株価 8991.06円 +0.95%
日経225先物(日中) 8970.00円 +0.89%

 昨日の米国市場はNYダウ・ナスダックは共に下落しました。 寄り付きは底堅い動きに見えたのですが、しだいに売りが優勢となり、中盤以降は音をたてて崩れてしまったという印象です。 大引け前、戻すかに見える場面もあったのですが、引け際にもう一度売り直されました。

 それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は下落してのスタートとなります。 若干円高に振れていた事も影響したかと思います。 その後はいつもの通りで為替(対ドル)と同じ動きとなり、前場を終了しました。

 昼休み中の事です。 菅首相が今日中に経済対策の基本方針を発表する見通しであると言うことが伝わり、為替が円安に振れます。 以前から伝わっていた内容なのですが、いざ発表となると、何が飛び出すか分からないこともあって、短期筋がポジションを閉じ始めたのではないかと考えます。 イベントリスクはとらないと言う事なのでしょう。

 日経平均先物の後場寄りは当然高くなりました。 その後も為替のポジションを閉じる動きが継続し、株価も右肩上がりの上昇を見せました。 一時9000円を超える場面も見られましたが、大引けは8970円で引けました。

 どんな対策がでてくるか楽しみですが、既に出た内容であったり、しょぼい内容ならもう一度円高の流れとなるかも知れませんので、これだけは神様でも難しいですね。

明日の日経平均株価予想

 昨日のNYダウ・ナスダックの反発を期待し、最初はそんな流れだったのですが、途中から崩れてしまいました。 GDPやバーナンキ議長の講演を前に買い進む事はできなかったようです。 こちらもイベントリスクを避けた形でしょうか。 ただ、各指標は冷え切っていますので、反発は近いと思います。 案外イベント通過後は悪材料出つくしで戻すかも知れません。

 一方日経平均の今日の動きは良かったですね。 株価自体、為替水準自体は、戻したいのだと思いますよ。 でも戻すきっかけが無いと言うのが本音です。 菅首相が喋ろうと誰が喋ろうと、内容は既に概ね伝わっています。 それなのにこの円安の動きは極端に見えました。 円安は株式市場にとって良いことなのですが、何もそこまで反応しなくてもと言う印象です。 ここまで円高になっていますので、円高ポジションを持っている方にとっては「おっかなびっくり」なんだと思います。 為替相場反転の小さな兆しでは無いでしょうか。 反転は近いかも知れませんね。

 日銀の白川総裁は、26日から渡米し、カンザスシティー連銀主催のシンポジウムに出席するそうです。 帰国は30日以降になるのではとの憶測が出ているようですが、そんなに長いシンポジウムなのでしょうか? 行き先が米国だけに気になりますね。 会おうと思えばバーナンキ議長とも会うことは可能です。 会ったとしても極秘だと思いますけど。 さて、どうなるか?

 来週こそ期待しても良いのかな? と思っています。 確信はありません。 不確実なことや発表が多すぎて理論的に整理することは不可能なのですが・・・。

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