明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2010年8月24日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダックは共に下落しました。　ＮＹダウ・ナスダック共にスタートは良かったのですが、途中で失速し、横這う時間帯も長かったのですが結局値を守れずマイナスで終わってしまいました。　為替も円高が止まりません。

　それを受けて始まった日本市場、日経平均先物は下落して始まります。　そしてその直後、とうとう９０００円を守ることができず、８０００円台に足を踏み込んでしまいました。　途中一旦戻しに入りますが、為替が８４円台ではどうすることもできず、前引け何とか９０００円を死守した形で終了しました。

　後場寄りは、為替が８５円台に戻したこともあって少し上から始まります。　しかし喜んだのも束の間で、再び円高方向に動いた為替につられて下落し、９０００円を挟んだもみ合いとなります。　大引け間際には更に売られ本日の安値圏、８９７０円で終了しました。

　市場は真っ暗で底が見えない状態です。　政策催促相場となっているにもかかわらず、日銀は見守るだけ。　菅首相は民主党代表選挙のことしか頭に無い様で、本日も一年生議員を集めて保身に走っていたようです。　こんな国の通貨が買われるのは間違っているとは思うのですが流れがそうなってしまっているので仕方がありません。　相場も日柄的に疲れてきているので、なにかのきっかけで反転は可能だと思います。　そのきっかけを日本のリーダーに求めるのは間違った考えなのでしょうか？

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウやナスダックは米景気下振れ懸念で、パッとしない動きとなっています。　ＮＹダウのチャートを見てみると、７月初旬からエリオット波動で言う上昇５波動で上げ、今下降３波動目に入っているように見えますので、日柄的にはそろそろ一旦反発してもおかしくありません。　昨日申し上げた中に今夜か明日の夜から反発すると書いた文言がありました。　今夜（昨夜）反発しなかったので今度こそ期待したいものです。

　一方日経平均は為替睨みの相場が続いています。　腰抜けの政府・日銀のおかげで国民の資産が毎日目減りしている状態です。

　明日の日経平均株価予想は上昇と言う材料が何もありません。　政府・日銀が見守るだけならば、我々も見守ることしかできないですね。

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